国立新美術館 [建築物]

東京ミッドタウンに行った帰りに歩いてほど近い国立新美術館にも行ってきました。
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特に現在開催中のものにはお目当ての展示会は無かったんですが、この建築だけでも見ておこうと思って行ってみたんですが、やはり良いですね。

正面側を覆うガラスのカーテンウォールが、ウェーブしていて大きく美しい曲線を描いているその様は圧巻です。
更にこのガラスのカーテンウォール越しに、青山公園など周辺の緑や植栽された庭園の眺めを楽しむことができるように考えられている訳です。
設計はあの黒川紀章。さすが。

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エントランスの自動ドアは傾斜のついた半円形になっていて、これが音も無く開閉する様は異世界にワープしている感じを受けます。

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ただデザインのみならず、免震装置による地震・安全対策、雨水の再利用や地下自然換気による省エネ・省資源対策や車いす仕様のエレベーターによるバリアフリーへの対応、さらには地下鉄乃木坂駅に直結する連絡通路など、様々な機能性を追求した設計である点もまた素晴らしい。

館内は1,000m2の展示室10室、2,000m2の企画展示室2室にアートライブラリー、講堂、研修室等を有するほか、レストラン、カフェ、ミュージアムショップ等もあり総合アートサロンといった感じ。

地下のラウンジスペースには自由に休憩できるように、テーブルとエッグチェア・スワンチェアが置かれています。
実物にゆっくり座る機会などそうそう無い私などには至福のひと時です。
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ちなみにミュージアムショップ奥に併設されたカフェの椅子は全て白のアントチェアで統一されてました。
ここでもしばし休憩。

一ヶ月後に始まるルノワール展の際にでも、もう一度行ってみたいです。


国立新美術館
http://www.nact.jp/
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