上出・九谷・惠悟展 『九谷焼コネクション』 [イベント]

「甘蕉(ばなな)」.jpg

明治時代より100年来の歴史を持つ石川県の伝統工芸である「九谷焼」。
そしてその能美市の九谷焼窯元・上出長右衛門窯と、その窯元を継ぐ若き工芸作家、上出惠悟が造りだした「新時代の九谷焼」作品を展示。

伝統と確かな技術力を持つ上出長右衛門窯。
上出はその技術を受け継ぎながら、急須にタイヤをつけた「走る急須」、アイスクリームのコーンを模した「コーン盃」、商標シール付きのバナナを模して丸紋や文様を九谷五彩を使って描いた「甘蕉(ばなな)」(画像上)など、日々目にするもの、使用される器にほんの少し遊び心を加えて、独自性溢れるユーモアな世界観を提示し続けている。

今回は、伝統的な文様である「花詰」に彩られた髑髏(どくろ)型のお菓子壺(そういや髑髏お菓子壺は先日紹介した森美術館の医学と芸術展にも展示されてましたね)の作品や、地球儀の新作も展示。

髑髏 お菓子壷.jpg
(髑髏 お菓子壺)


"工芸の立場から、現代美術とは逆の発想で素材から何が表現できるか"を考えて作品を発表し続けている、彼の作品にますます注目が集まっている。



上出・九谷・惠悟展 『九谷焼コネクション』
KAMIDE KUTANI KEIGO EXHIBITION
"KUTANI CONNEXION"
期間 : 2010.1.6~1.20
会場 : スパイラルガーデン/1F


スパイラルガーデン
http://www.spiral.co.jp/
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