LaFonda Armchair [インテリア]
1961年当時、ニューヨークのタイムライフビルに店舗を構えていたレストラン、「La Fonda del Sol(ラ・フォンダ・デル・ソル)」のためにイームズがデザインしたアームチェア。
「ラ・フォンダ・デル・ソル」のインテリアデザインを手掛けていたアレキサンダー・ジラルドの、「レストラン全体のデザインと調和するベースを持ち、ダイニングテーブルのテーブルトップから背もたれが見えない椅子」という要望にイームズが応えたものである。
このラ・フォンダ・アームチェアはその後、ハーマンミラー社のプロダクトラインに入り、1990年まで製造されることになる。
自宅に置くならダイニングも良いが、モノトーンならば書斎などにも合う。
シェルは発表当初、FRP(繊維強化プラスチック)製であったが、現在復刻されたシェルはポリアミド製に変更されている。
カラーは全5色。
W635 D555 H735 SH435mm
130,200円。
ヤマギワ
http://shopping.yamagiwa.co.jp/shop/category/category.aspx
DIVINA [インテリア]
イタリアのFeliceRossi社のアームチェア。デザインはJacco Bregonje(ヤッコ・ブリゴーニェ)。
片手アームのチェアというのも珍しい上に、その形状を更に強調するがごとく円形の座面とアームの間にくりぬかれた曲線が非常に美しい。
ホテルのロビーフロアなどに置いてあるとハマリそうである。
サイトによると耐荷重30kgと指定されているようだが、子供用なのだろうか。
日本での取り扱い店はない様子。
FeliceRossi
http://www.felicerossi.it/home.php
CONTOUR DRAWER [インテリア]
イデーの新作キャビネット。
引き出しの広さや深さがそれぞれ異なる点が最大の特徴。
収納はアシンメトリーだと使いずらいイメージがあるのだが、実際は種目別に小分けできるこういったタイプの方が実用性があるのかもしれない。
引き出しの下の空いているスペースをどう使うか、で個性が分かれそうだ。
間接照明を設置してみるのも良い。
カラーは4色。
このイエロー系のグラデーションの他ブルー系グラデーション、メイプル、ウォルナットがある。
1台ずつ受注生産で納品まで約1ヶ月間かかるとのこと。
サイズ:幅1200×奥行400×高さ720mm
199,500 円 。
イデーオンラインショップ
http://www.idee-online.com/
rocking cube [インテリア]
2006年当時ドイツのロイヤルカレッジオブアート大学院の学生だったJessica Nebel(ジェシカ・ネーブル)によるデザイン。
ネーブルは既に様々な企業のプロダクトを手掛けており、本国ドイツでは多数のデザインアワードを受賞している。
現在はFrog Design社においてインダストリアルデザイナーとして活躍。
このロッキング・キューブは木のブロックを削りだして作られておりクッション材は座席面など必要最低限の部分にしか入れられておらず、木そのものの柔らかさと近未来的なフォルムが上手く融合している優れたコンセプトデザインである。
残念ながらまだ日本では取り扱いは無い様子。
Jessica Nebel
http://www.jessicanebel.com/
Boby Wagon [インテリア]
ベルニーニ、カルテル、コンフォルト、アリタリア航空などで多彩なプロダクトを手掛けたイタリアの天才デザイナー、「ジョエ・コロンボ」の手によるデザイン。
70年に発表したこの「ボビーワゴン」はMoMAのパーマネントコレクションとして収蔵され、今なお世界各国で愛されてロングセラーを記録している。
四面全てに多様な収納スペースを備えたキャスター付ワゴンで、小物の整理に便利な180°回転するトレイや、ボトル類の保管に適したポケットなど、機能性に富んだ収納スペースを確保し、デスク、プライベートルーム、書斎、キッチンなど場所を問わず活用できる。
標準色のホワイト、レッド、ブラック、オレンジに加え、限定や別注カラーも複数存在し、高さやトレイの数も選べる。
写真のオリーブグリーンは2009年秋の限定色で、在庫は残り僅か。
3段3トレイ
仕様:幅43×奥行42×高さ74cm
\49,350
METROCS
http://metrocs.jp/
Vegetal Chair [インテリア]
19世紀のアメリカで「木を椅子に育て上げる」プロジェクトがあることを知ったフランスのブルレック兄弟が、2005年からスケッチを開始し、四年の歳月を経て完成したチェア。
森の中から枝が伸びて椅子になったように見えるそのデザインは自然から得た恩恵の上に人の生活が成り立っている事を象徴するかのよう。
リサイクル可能なエンジニアリングプラスチック(PA=ポリアミド)で成型され、軽くて丈夫で座り心地の良さも兼ね備えた素晴らしいプロダクトである。
ドイツのVitra社製。
3脚までスタッキングが可能。
素材:ポリアミド
サイズ:W60.5×D57.5×H78.5,SH43
価格は40740円。
MoMA Store
http://www.momastore.jp/
QUATTRO QUARTI [インテリア]
イタリアのB-LINE社より復刻されたクアトロクアルティ。
数多くの家具、電化製品などのインダストリアルデザインを手掛け、1982年には当時経営不振に陥っていたフィアット社の復活を図るため新作「ウーノ」のカーインテリアデザインを担当し(エクステリアはジウ・ジアーロが担当)、大ヒットを生みだした、イタリアの巨匠Rodolfo Bonetto(ルドルフォ・ボネット)によるデザイン。
この"クアトロクアルティ"とは「イタリア語で4分の4」を意味している。
4つのパーツを自由に組み合わせて横に並べたり、縦に積み重ねるなどして、テーブルやキャビネット、スツールとして組み換えができるマルチインテリアとなっている。
カラーはホワイト、オレンジ、レッドの3色。
価格は38500~42000円前後。
サイズ: W700×D500×H300
ZEEL
http://www.zeel.jp/interior/
console bookshelf [インテリア]
ラトビア人プロダクトデザイナーStanislav Katzのデザインによるブックシェルフ。
実用性云々よりもまずこの発想とデザインの融合性を評価したい。
大人の遊び心溢れるカラーリングもボディシェイプとマッチしていて見事。
ブックシェルフは画一的なデザインになりがちなのを逆手に取った彼のアイデアが素晴らしい。
残念ながら日本での販売は行っていない様子。
katzの公式サイトはこちらから(英語版)
http://www.katzhq.com/