THE OUTLINE 見えていない輪郭展 [イベント]
東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTにて、プロダクトデザイナー・深澤直人がデザインを手がけてきた約100点もの作品と、それらを約4年間撮り続けた藤井保の写真を中心とした展覧会が開催される。
輪郭について、深澤はこう語る。「アウトラインとはモノの輪郭のことである。その輪郭はそのモノとそれを取り囲む周りとの境目のことでもある。(中略)人はその空気の輪郭を暗黙のうちに共有している。わたしの役割はその輪郭を割り出し、そこにぶれなくはまるモノをデザインすることである」。
深澤のプロダクトやコンセプトに密着し、それを写真という"断面"から藤井がどう捉えてその定義を導き出したのか、が実に興味深い。
「THE OUTLINE 見えていない輪郭」展
藤井保が撮る、深澤直人のデザインの輪郭
21_21 DESIGN SIGHT 東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン・ガーデン内
10月16日(金)~2010年1月31日(日)
open.11:00~20:00(入場は19:30まで)
火休(11月3日は開館、12月28日~1月2日は休)
お問い合わせ:21_21 DESIGN SIGHT tel.03-3475-2121
21_21 DESIGN SIGHT
ヴェルナー・パントン展 [イベント]
プラスチック一体成型という世界初の手法で、流れるようなフォルムを実現したパントン・チェアでお馴染みのヴェルナー・パントン。
今回の展示会はヴィトラ・デザイン・ミュージアムによって企画され、東京オペラシティアートギャラリー独自の展示デザインによってパントンの多岐にわたる仕事を振り返る回顧展。
同館の貴重なコレクションより、世界のデザインの方向性と発展に多大な影響を与えた50年代半ばから70年代半ばの作品にスポットをあて、家具、照明、テキスタイル、模型、ドローイング、映像など約150点を展示。
ヴェルナー・パントンの目指したトータルな空間デザインをご紹介する本展は、モダンデザインの過去から未来を展望する機会となるだろう。
ヴェルナー・パントン展
Verner Panton
期 間:2009年10月17日[土]─ 12月27日[日]
会 場:東京オペラシティアートギャラリー(3Fギャラリー1・2)
開館時間:11:00 ─ 19:00(金・土は20:00まで/最終入場は閉館30分前まで)
休 館 日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
入 場 料:一般1,000円(800円)、大学・高校生 800円(600円)、中学・小学生 600円(400円)
http://www.operacity.jp/ag/exh111/index.html