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ZENKAYA [建築物]

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南アフリカの建築デザイン事務所「ZENKAYA」が手掛けたデザイン。

実はこれ、日本で言うところの"プレハブ小屋"のようで、このハウスパッケージごとフラットベッドのトラックに積んで移動できるようになってます。

アフリカの雄大なサバンナでビバークする訳にもいかないですし、これを設置したら屋内の日常に居ながらも、屋外の大自然を眺めたりなんかできる訳です。

アーバンなデザインながらも不思議と自然に調和している点も見事ですね。

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ZENKAYA
http://www.zenkaya.com/



CAMPING CAR ALL ALBUM 2009―キャンピングカー購入バイブルの決定版! (ヤエスメディアムック 233)

CAMPING CAR ALL ALBUM 2009―キャンピングカー購入バイブルの決定版! (ヤエスメディアムック 233)

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 八重洲出版
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 大型本


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The Unbearable Lightness of Being [建築物]

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パリの建築事務所Mésarchitecturesの建築家:、ディディエ・フィウザ・フォスティノが深圳香港都市建築ビエンナーレの一環として制作した、可動式のインスタレーションのブランコ「The Unbearable Lightness of Being 」。

デザイナーの言葉によると、「この"The Unbearable Lightness of Being (存在の耐えられない軽さ)"は、個人の欲望が支配する物質至上社会に応えた作品であり、都会に用いる家具であり、どこにでも設置または移動ができる仕組みによって、都市の中に存在する様々な公共スペースに対応することができる。
都市の住民はこの家具を使って、"街の断片を再利用することができる"ようになる。
均衡と不均衡のゲームを通じて、"人々は公共スペースから逃れることも、またそのスペースを支配することもできる"。
つまりこの「危険」なゲームで遊びながら、自分たちの限界を試したり、一緒に空間・存在・軽さの新感覚を体験し、物理的な意識を取り戻すことができる。
このブランコを実際に使用することで、物質と社会のはかなさを体験させる道具である。」とのこと。


日本においても、都市の中に本来存在すべきではないものに対して我々は鈍感になってきているように思う。
新しく創造され、人知れず破壊され、また或いは再生していくモノ・物質に対しての恐怖なり警戒なりが薄れているのだ。
人が造りし物(または人が暮らしている都市およびその機能)はいずれ朽ちて、壊れて、消えゆく存在であり、我々はその脆くも儚いモノたちの上に住んで、それを利用して日常を生きていることを改めて感じさせる作品である。

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Mésarchitectures
http://www.mesarchitecture.com/blog/
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国立新美術館 [建築物]

東京ミッドタウンに行った帰りに歩いてほど近い国立新美術館にも行ってきました。
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特に現在開催中のものにはお目当ての展示会は無かったんですが、この建築だけでも見ておこうと思って行ってみたんですが、やはり良いですね。

正面側を覆うガラスのカーテンウォールが、ウェーブしていて大きく美しい曲線を描いているその様は圧巻です。
更にこのガラスのカーテンウォール越しに、青山公園など周辺の緑や植栽された庭園の眺めを楽しむことができるように考えられている訳です。
設計はあの黒川紀章。さすが。

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エントランスの自動ドアは傾斜のついた半円形になっていて、これが音も無く開閉する様は異世界にワープしている感じを受けます。

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ただデザインのみならず、免震装置による地震・安全対策、雨水の再利用や地下自然換気による省エネ・省資源対策や車いす仕様のエレベーターによるバリアフリーへの対応、さらには地下鉄乃木坂駅に直結する連絡通路など、様々な機能性を追求した設計である点もまた素晴らしい。

館内は1,000m2の展示室10室、2,000m2の企画展示室2室にアートライブラリー、講堂、研修室等を有するほか、レストラン、カフェ、ミュージアムショップ等もあり総合アートサロンといった感じ。

地下のラウンジスペースには自由に休憩できるように、テーブルとエッグチェア・スワンチェアが置かれています。
実物にゆっくり座る機会などそうそう無い私などには至福のひと時です。
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ちなみにミュージアムショップ奥に併設されたカフェの椅子は全て白のアントチェアで統一されてました。
ここでもしばし休憩。

一ヶ月後に始まるルノワール展の際にでも、もう一度行ってみたいです。


国立新美術館
http://www.nact.jp/
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SLEEP BOX [建築物]

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ロシアの建築設計事務所アーチ・グループがデザインした、忙しい都市環境でも素早く昼寝ができるブース、スリープボックス。

レンタルシステムで15分~利用できるように設定されるようで、利用者が変わるとシーツは自動で交換される仕組みになっている。
同事務所ではこのスリープボックスを駅、空港、ショッピングセンターなどに設置することを想定しているようだ。

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実際の設置イメージ

サイズは2メートルx1.4メートルx2.3メートル(高さ)で、ボックス内は換気システム、警笛、備え付けのLCD TVとWiFi、ラップトップ用のソケット、更に携帯電話の充電器が装備されており、ラウンジの下は荷物置き場となっている。

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ボックス内のイメージ

近未来的なフォルムと用途でデザインとコンセプトには魅力を感じるが、返せばボックス内の装備同様に人間を急速充電するシステムのようにも思えてくる。


Arch group
http://www.archgrouponline.com/
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